こんにちは!「タイ好き」です。
私たちは、国内旅行や海外旅行へ行く時、飛行機を利用しますよね。
当然、航空券を予約・購入すると思いますが、その中には運賃の他にいろいろな費用が含まれています。
皆さんは、航空券に運賃の他どのようなものが含まれているかご存知ですか?
空港や航空会社のWebサイトを参照してレポートします。
【目 次】
国内線旅客施設使用料(PFC)とは
国内旅行をするときに利用する国内線には、運賃の他に「国内線旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」がかかります。
「国内線旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」とは、旅客施設の維持・整備を目的とした空港使用料である。「国内線旅客施設使用料」は出発空港と到着空港の両方に料金が発生します。料金は空港やターミナルによっても違う。
主な空港の「国内線旅客施設使用料」は以下の通り
発着空港 | 大人 (満12歳以上) |
小人 (満3歳以上満12歳未満) |
新千歳空港 | 370円 | 180円 |
仙台空港 | 290円 | 150円 |
成田空港(第1・2) | 450円 | 220円 |
成田空港(第3) | 390円 | 190円 |
羽田空港 | 370円 | 180円 |
静岡空港 | 140円 | 70円 |
中部空港(第1) | 440円 | 220円 |
中部空港(第2) | 380円 | 190円 |
伊丹空港 | 340円 | 170円 |
関西空港(第1) | 440円 | 220円 |
関西空港(第2) | 出発420円 到着370円 |
出発420円 到着370円 |
北九州空港 | 100円 | 50円 |
福岡空港 | 110円 | 50円 |
熊本空港 | 200円 | 100円 |
那覇空港 | 240円 | 120円 |
※2023年7月27日現在
例えば、成田空港第1ターミナル出発で関西空港第1ターミナル到着だと、450円+440円=890円かかることになり、往復で1,780円かかります。
国際線の運賃以外の費用
海外旅行に行くときは国際線を利用しますが、国内線以上に、いろいろな費用がかかります。運賃の他にかかるものは以下の通り
①燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)⇒燃油価格の高騰に伴い、企業努力で吸収しきれない航空燃料費用の一部を搭乗者に負担してもらうための追加運賃
②航空保険特別料金(Insurance Surcharge)⇒2001年9月11日の米国同時多発テロ以降、大幅に値上がりした航空保険料を搭乗者に一部負担してもらうために設定された
③国際線旅客サービス施設使用料(Passenger Service Facility Charge)⇒日本の空港での旅客施設の維持・整備を目的とした空港使用料。出発と乗り継ぎはかかるが、到着はかからない。
④国際線旅客保安サービス料(Passenger Security Service Charge)⇒旅客の安全を確保するために行う、高性能検査装置による手荷物検査、 ハイジャック検査や旅客ターミナルビルの保安維持などサービスの提供に充てるための料金
⑤国際観光旅客税(出国税)⇒2019年1月7日~導入された、1回の出国につき1人1,000円(2歳以上)
⑥海外各国空港使用料や入国税・出国税など⇒渡航先空港でも空港使用料がかかる。国によっては入国税・出国税などもかかる。
国際線の場合、運賃以外にこれだけのものが付加されます。
国際線旅客サービス施設使用料(PSFC)とは
主な空港の国際線旅客サービス施設使用料(PSFC)はどのくらいの料金か?
【国際線旅客サービス施設使用料(PSFC)】
発着空港 | 大人 (満12歳以上) |
小人 (満3歳以上満12歳未満) |
新千歳空港 | 2,610円 | 1,300円 |
成田空港(第1・2) | 2,130円 | 1,070円 |
成田空港(第3) | 1,040円 | 520円 |
羽田空港 | 2,950円 | 1,470円 |
中部空港(第1) | 2,620円 | 1,310円 |
中部空港(第2) | 1,300円 | 650円 |
関西空港(第1) | 2,780円 | 1,390円 |
関西空港(第2) | 1,250円 | 1,250円 |
福岡空港 | 980円 | 480円 |
那覇空港 | 1,000円 | 500円 |
※2023年7月27日現在
上記の料金は出発(出国)の場合、乗り継ぎの場合は料金が違う。
また、到着(帰国)には料金はかからない。
国際線旅客保安サービス料(PSSC)とは
主な空港の国際線旅客保安サービス料(PSSC)はどのくらいの料金か?
【国際線旅客保安サービス料(PSSC)】
発着空港 | 大人 (満12歳以上) |
小人 (満3歳以上満12歳未満) |
新千歳空港 | なし | なし |
成田空港(第1・2) | 530円 | 530円 |
成田空港(第3) | 530円 | 530円 |
羽田空港※ | 100円 | 100円 |
中部空港(第1) | 350円 | 350円 |
中部空港(第2) | 350円 | 350円 |
関西空港(第1) | 320円 | 320円 |
関西空港(第2) | 320円 | 320円 |
福岡空港 | なし | なし |
那覇空港 | なし | なし |
※2023年7月27日現在
国際線旅客保安サービス料(PSSC)は出発、乗継ともに同じ料金がかかる。
以上(出典:ANAのWebサイト、JALのWebサイトより)
成田空港はPSFCとPSSCを改定
成田空港は2023年9月1日より国際線旅客サービス施設使用料(PSFC)及び旅客保安サービス料(PSSC)を以下の通り改定する。
国際線旅客サービス施設使用料(PSFC)出国の場合
成田空港(第1・2)大人2,130円⇒2,460円 小人1,070円⇒1,240円
成田空港(第3)大人1,040円⇒1,370円 小人520円⇒690円
旅客保安サービス料(PSSC)
成田空港(第1・2・3)大人・小人ともに530円⇒550円
まとめ
今回、ご紹介したように航空券の中には運賃以外の費用がいろいろ含まれています。
航空券はトータルで安く購入できればいいんですけど、内訳として、運賃以外の費用が含まれているということは知っておいたほうがいいと思います。
今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊
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