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電気料金の値上げについて

こんにちは!「タイ好き」です。

テレビや新聞などで盛んに報道されている「電気料金の値上げについて」ですが、本日、TEPCO(東京電力エナジーパートナー)からも郵送で届きましたのでレポートします。

      【目 次】

電気料金の値上げ

本当に最近、値上げに敏感になってしまっている私です。食料品を始め、いろいろな物が値上がりしている中、電気料金についても2023年6月1日~料金改定です。

低圧の料金メニューの見直しについて

(中略)

燃料価格が高騰している状況等をふまえ、当社は2023年1月23日に、規制料金の値上げを経済産業大臣へ申請しました。その後、経済産業省の料金制度専門会合での審議や、公聴会における国民の皆さまからのご意見聴取等を経て、経済産業大臣から受領した申請原価の修正指示に基づき、2023年5月16日に、経済産業大臣へ補正認可申請をさせていただきました。

 2023年5月19日に、経済産業大臣より規制料金値上げの認可をいただきましたので、認可に基づき、規制料金については2023年6月1日から、平均15.90%の値上げを実施させていただきます。また、低圧自由料金についても、2023年7月1日から規制料金の値上げをふまえた見直しをさせていただきます。

(引用元:TEPCO東京電力HPより)

 

これから夏本番を迎えるにあたって、エアコン(クーラー)の使用量が増えるのは目に見えているし・・・

エアコンの使用を控えるかな、

でも家の中で熱中症になっても困るし、

1日冷房が効いている商業施設で過ごすかぁ。

電気料金が上がるのは仕方がないとは思うけど、家計は大変です。

 

郵送で来た「電気料金の値上げについて」のお知らせをよく読むと

料金その他の供給条件の見直し概要

  • 電気料金単価の値上げ⇒燃料価格の高騰等を反映し、料金単価を値上げさせていただきます。
  • 燃料費調整の見直し⇒燃料費調整制度における火力発電の電源構成比、基準となる燃料価格(平均燃料価格の上限の引き上げを含む)等の見直しをいたします。
  • その他の見直し内容(各種割引の廃止など)⇒各種割引(口座振替割引等)の廃止等をいたします。

規制料金と自由料金とは?

ところで、規制料金は6月1日~値上げ、自由料金は7月1日~見直しと書いてあるけど、

「規制料金」と「自由料金」とは何???皆さん、知っていますか?

よくわからないので調べてみました。

「規制料金」2016年4月の電力自由化以前から提供されている電気料金プラン、一般家庭などに提供されている電気料金プラン「従量電灯」が該当。消費者保護の観点から、料金設定や燃料費調整額の上限が法的に定められている

「自由料金」⇒電力自由化以降に誕生した電気料金プラン。規制料金と異なり、料金設定と燃料費調整額の上限に法的な制限がありません。

つまり、「規制料金」と「自由料金」は料金や燃料費調整額等に法的な制限があるかないかの違いということか。

従量電灯とは?

それから皆さん、従量電灯(じゅうりょうでんとう)って分かりますか?

「従量電灯」⇒電気の使用量に応じて、電気料金を支払う契約方式。 従量電灯にはA・B・Cの三種類がある。

従量電灯A 使用電流が5Aまでの契約

従量電灯B 使用電流が10〜60Aまでの契約

従量電灯C 使用電流が60A以上の契約

さすがに「従量電灯A」は普通ないような気がします。だいたい一般家庭は「従量電灯B」の10~60Aまでが多いでしょう。

我が家の場合、40A(アンペア)で従量電灯Bという契約プランです。

従量電灯Bの料金単価(赤字は2023年6月1日~改定)

基本料金(1契約ごと)

10Aにつき 295円24銭 据置き

15Aの場合 442円86銭 据置き

 

電力量(従量)料金(1kWhごと)

最初の120kWhまで 25円04銭⇒30円00銭(4円96銭⤴)

121kWh~300kWhまで 31円64銭⇒36円60銭(4円96銭⤴)

上記超過 35円73銭⇒40円69銭(4円96銭⤴)

 

最低月額料金(1契約ごと) 240円72銭⇒321円42銭(80円70銭⤴)

※基本料金と電力量料金の合計が、最低月額料金を下回る場合は、最低月額料金を適用いたします。

例)40Aで300kWh使用した場合(2023年6月1日以降)

基本料金  295円24銭×4=956円96銭

電力量料金 ~120kWhまで 30円00銭×120=3,600円00銭

      ~300kWhまで 36円60銭×180=6,588円00銭

合計 11,144円(円以下は切捨て) 

私たちの電気料金は、この通り、基本料金+電力量料金で決まりますが、最低月額料金がよくわかりませんでした。

電気料金はなぜ上がるのか (岩波新書)

世界の電気料金を比べてみたら 電力小売自由化研究ノート

最後に

規制料金の従量料金は1kWhあたり4円96銭値上げ自由料金は1kWhあたり14銭値下げして規制料金と同じになります。つまり、今まで自由料金の方がちょっと高かったということです。

最近は、このブログで値上げのことを書くことが多くて恐縮ですが、もう一度、電気料金等の公共料金がどういう風になっているのか、検証した次第です。やはり、使わなければ安くなるのですから「節約」しかありません。

今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊

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