定年退職してタイの田舎で生活してみたら・・・

定年退職して第二の人生スタート⁈

字を書こう!「ペンはキーボードより強し」

こんにちは!「タイ好き」です。

皆さんは、手書きで字を書く習慣はありますか?

最近はパソコンやスマホなどのデジタル機器で文字を入力することが多くなり、ボールペンなどのペンで字を書くことが減ってきました。 このような状況に危惧しています。

過去ブログでこんなことも書きました。↓↓↓

thaisuki.net

【目 次】

私は左利き

私は、子供の頃から左利きでした。親が何度か直そうとしたようですが、また左手に持ち替えてしまうのであきらめたようです。

字を書く、お箸を持つ、ボールを投げる、ラケットを持つなど、すべて左手でした。

ところが、字を書くことだけは、10年前くらいだろうか?何を思ったか、右手で書く練習を始めた。日本語は、ひらがな、カタカナ、漢字、どれも右手で書くようにできているのである。あまり速く書くことはできないし、上手に書けるわけではないが、基本、右手で書けるようになった。

字を書く機会がなくなった

字を書くことは右手に変えたのだが、年々、手書きで書く機会がなくなってきている。

学生であれば、勉強するのに手書きでノートを取ることもあるだろう。

社会人になれば会社で、打ち合わせや会議の内容を手書きでノートを取ることもあるだろう。

私の場合、会社を定年退職して今は無職の身だし、このブログを書くのも当然、パソコンやスマホなので、ますます手書きで書く機会がなくなった。

手書きの効用

たまたまネットを見ていたら「紙のノートの脳科学的効用」という東京大学教養学部の教授が書いた論文が載っていました。

先日われわれのグループは、「紙の手帳」の脳科学的効用について調べた論文(Umejima et al., Fron­tiers in Behavioral Neuroscience)を発表して、使用するメディアによって記憶力や脳活動に差が出ることを明らかにしました。参加者は十八~二十九歳の四十八人(東大生および一般公募者)で、手帳群・タブレット群・スマホ群(各十六人)に分けました。参加者は会話文を読みながら、スケジュールの情報を紙の手帳(四色ペンを使用)、タブレットスタイラスペンを使用)、スマホフリック入力か仮想キーボードを使用)のいずれかでカレンダーに書き留め、それから一時間後、スケジュールに関する問題に解答しました。その解答中の脳活動をMRI装置で測定した結果、タブレット群やスマホ群と比較して、手帳群の方が、記憶の想起に対する脳活動が確かに高くなったのです。言語に関係する脳の領域や、記憶処理に関係する「海馬」に加えて、視覚を司る領域でも活動の上昇が観察されました。このことから、記銘時に紙の手帳を使うことで言語化や視覚的イメージの機能が促進され、電子機器を用いた場合よりも一層豊富で深い記憶の情報が得られることがわかります。

(中略)

大学生を対象としたアメリカのミュラーオッペンハイマーの研究(二〇一四年)では、講演のビデオ(TED Talks)を見て手書きでメモを取った群と、パソコンを使用した群を比較して、概念的な質問に対しては、前者の方が成績が高かったことを報告しています。

(引用元:東京大学教養学部Webサイト)

紙の手帳、タブレットスマホでスケジュールの情報を書き留めたところ、手書きの紙の手帳のグループが一番、記憶に残っていたということです。また、アメリカでも手書きでメモを取った群の方が成績が高かった。

最後に

字を書かなくなってしまうと、漢字が書けなくなります。また、ただでさえ下手なのに字が書けなくなってしまいそうで怖いです。

現在、私はパソコンスクールに通っていますが、意識してノートに手書きでメモするようにしています。記憶の定着という意味では、手書きが有効だと思います。「ペンはキーボードより強し」。

下手だが、手書きで書くことが大事

今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊