こんにちは!「タイ好き」です。
JAL(日本航空)が国際線の燃油サーチャージを値上げすると発表しました。
どのくらい上がるのか、レポートします。
以前、こんなブログも書きました。↓↓↓
【目 次】
燃油サーチャージとは
燃油サーチャージの正式名称は、燃油特別付加運賃といい、燃油価格の高騰に伴い、企業努力で吸収しきれない航空燃料費用の一部を搭乗者に負担してもらうための追加運賃のことです。
日本の航空会社の場合、シンガポールで取り引きされている航空燃油(ケロシン)価格に応じて算出(4カ月前からの2カ月分のケロシン価格の平均値)、1バレル*1当たりの米ドルを日本円に換算し、その値をもとに「適用条件表」に当てはめて燃油サーチャージの額が決定される。
燃油サーチャージの改定
改定時期 | 適用額発表時期 | 平均値算出対象期間 |
4月~5月 | 2月中旬~下旬頃 | 12月~1月の2カ月平均値 |
6月~7月 | 4月中旬~下旬頃 | 2月~3月の2カ月平均値 |
8月~9月 | 6月中旬~下旬頃 | 4月~5月の2カ月平均値 |
10月~11月 | 8月中旬~下旬頃 | 6月~7月の2カ月平均値 |
12月~1月 | 10月中旬~下旬頃 | 8月~9月の2カ月平均値 |
2月~3月 | 12月中旬~下旬頃 | 10月~11月の2カ月平均値 |
(出典:JALのWebサイト)
燃油サーチャージの改定時期は上記の通りで、2ヶ月ごとに見直しされる。
適用条件表
【適用条件表(JAL)】2023年度発券分、日本ータイ
ゾーン | 1バレルあたり | 適用額 |
ゾーン A | 6,000円以上 7,000円未満 | 2,000円 |
ゾーン B | 7,000円以上 8,000円未満 | 3,800円 |
ゾーン C | 8,000円以上 9,000円未満 | 5,800円 |
ゾーン D | 9,000円以上 10,000円未満 | 8,300円 |
ゾーン E | 10,000円以上 11,000円未満 | 9,800円 |
ゾーン F | 11,000円以上 12,000円未満 | 12,100円 |
ゾーン G | 12,000円以上 13,000円未満 | 15,000円 |
ゾーン H | 13,000円以上 14,000円未満 | 17,900円 |
ゾーン I | 14,000円以上 15,000円未満 | 19,600円 |
ゾーン J | 15,000円以上 16,000円未満 | 21,300円 |
ゾーン K | 16,000円以上 17,000円未満 | 23,000円 |
ゾーン L | 17,000円以上 18,000円未満 | 24,700円 |
ゾーン M | 18,000円以上 19,000円未満 | 26,400円 |
ゾーン N | 19,000円以上 20,000円未満 | 28,100円 |
ゾーン O | 20,000円以上 21,000円未満 | 29,800円 |
※お一人様1区間片道あたりの金額
(出典:JALのWebサイト)
「適用条件表」の料金は片道なので、往復でこの2倍かかる。
日本~タイ路線の燃油サーチャージは
私がよく行くのはタイなので、日本~タイの燃油サーチャージを見てみると
2023年10月1日から11月30日発券分は片道17,900円、往復で35,800円だった。
ところが、2023年12月1日から2024年1月31日発券分は、片道24,700円、往復49,400円になります。往復で13,600円の値上げとなる。
最後に
JAL(日本航空)が国際線の燃油サーチャージを値上げするとのニュースがあったのでレポートしました。航空券の内訳には運賃以外に、空港施設利用料、航空保険料などいろいろあります。しかし、運賃の次にウエイトを占めるのが燃油サーチャージです。
どちらにしても、以前みたいに安く航空券は買えそうもない。
もう、頼みはエアアジアだけか?
今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊
*1:1バレル=158.987リットル(約160リットル)