こんにちは!「タイ好き」です。
私がいつも気にしている統計資料の一つ、消費者物価指数が総務省統計局から公表されていましたのでレポートします。
【目 次】
- 2023年12月消費者物価指数
- 10大費目の前年同月比
- 10大費目の主な上昇・下落要因
- 2023年(令和5年)平均
- 10大費目の前年比(2023年平均)
- 10大費目の前年比、主な上昇・下落要因(2023年平均)
2023年12月消費者物価指数
2024年1月19日、総務省統計局から2023年12月の消費者物価指数が公表されました。
≪ポイント≫
(1) 総合指数は2020年を100として106.8
前年同月比は2.6%の上昇 前月比(季節調整値)は0.1%の上昇
(2) 生鮮食品を除く総合指数は106.4
前年同月比は2.3%の上昇 前月比(季節調整値)は0.2%の上昇
(3) 生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は105.9
前年同月比は3.7%の上昇 前月比(季節調整値)は0.2%の上昇
2023年12月の消費者物価指数は前年同月比2.6%上昇している。2023年10月の前年同月比が3.3%、2023年11月の前年同月比2.8%だったのでここ3ヶ月わずかながら上昇幅が減少傾向か⁈
10大費目の前年同月比
【前年同月との比較(10大費目)】
①食料 6.7% (生鮮食品 9.7%、生鮮食品以外の食料 6.2%)
②住居 0.7%
③光熱・水道 -13.2%
④家具・家事用品 6.5%
⑤被服及び履物 3.0%
⑥保険・医療 2.4%
⑦交通・通信 2.9%
⑧教育 1.3%
⑨教養・娯楽 7.8%
⑩諸雑費 1.3%
(出典:総務省統計局Webサイトより)
我々の家計に影響がある①食料が6.7%、そのうちの生鮮食品が9.7%④家具・家事用品が6.5%、前年同月と比べて上がっています。
10大費目の主な上昇・下落要因
10大費目の中で主な上昇要因となっているのが以下の通り(前年同月比)
(①食料)
ねぎ 36.5%
りんご 30.5%
鶏卵 21.9%
フライドチキン(外食) 19.2%
調理カレー 14.7%
アイスクリーム 11.3%
(④家具・家事用品)
トイレットペーパー 16.6%
(⑦交通・通信)
通信料(携帯電話)11.0%
(⑨教養娯楽)
宿泊料 59.0%
ペットフード(キャットフード) 25.8%
10大費目の中で主な下落要因となっているのが以下の通り(前年同月比)
(③光熱・水道)
電気代 -20.5%
ガス代 -13.8% 都市ガス代のみだと-20.6%
食料の値上げ要因は、第1位がねぎ、第2位がりんご、第3位が鶏卵、前年同月と比べてかなり上がっている。また家具・家事用品ではトイレットペーパー、教養娯楽では、宿泊料とペットフード(キャットフード)がすごく上がっていますね。
反対に下落要因となっているのは、電気やガス代などで、食料品が上がっていても光熱費が安いのは助かっているかもしれません。
2023年(令和5年)平均
さらに2023年平均についても公表されていました。
《概況》
(1) 総合指数は2020年を100として105.6 前年比は3.2%の上昇
(2) 生鮮食品を除く総合指数は105.2 前年比は3.1%の上昇
(3) 生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は104.5 前年比は4.0%の上昇
2023年平均の消費者物価指数は前年比3.2%上昇でした。
10大費目の前年比(2023年平均)
【前年比との比較(10大費目)】(2023年平均)
①食料 8.1% (生鮮食品 7.4%、生鮮食品以外の食料 8.2%)
②住居 1,1%
③光熱・水道 -6.7%
④家具・家事用品 7.9%
⑤被服及び履物 3.6%
⑥保険・医療 1.9%
⑦交通・通信 2.5%
⑧教育 1.2%
⑨教養・娯楽 4.3%
⑩諸雑費 1.4%
10大費目の前年比、主な上昇・下落要因(2023年平均)
10大費目の中で主な上昇要因となっているのが以下の通り(2023年平均)
(①食料)
鶏卵 28.7%
さけ 15.6%
ハンバーガー(外食) 14.6%
チョコレート 9.4%
からあげ 9.1%
あんパン 8.4%
豚肉(国産品) 7.9%
(②住居)
火災・地震保険料 9.9%
(④家具・家事用品)
洗濯用洗剤 13.1%
(⑦交通・通信)
携帯電話機 9.8%
(⑨教養娯楽)
宿泊料 17.3%
ペットフード(キャットフード) 20.3%
10大費目の中で主な下落要因となっているのが以下の通り(2023年平均)
(③光熱・水道)
電気代 -13.0%
以上(出典:総務省統計局Webサイトより)
今回は、12月の前年比と2023年平均が公表されていましたのでレポートしました。
ここに書かれている品目は、実際、スーパーなどのお店で値段が上がっているのを実感しているのではないでしょうか?
2024年度はこれ以上、上がらないことを望みます。
今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊