こんにちは!「タイ好き」です。
私がいつも気にしている統計資料の一つ、消費者物価指数が総務省統計局から公表されましたのでレポートします。
【目 次】
2024年1月消費者物価指数
昨日(2月27日)、2024年1月の消費者物価指数が総務省統計局から公表されました。
(1) 総合指数は2020年を100として106.9
前年同月比は2.2%の上昇 前月と同水準(季節調整値)
(2) 生鮮食品を除く総合指数は106.4
前年同月比は2.0%の上昇 前月比(季節調整値)は0.1%の上昇
(3) 生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は105.8
前年同月比は3.5%の上昇 前月比(季節調整値)は0.2%の上昇(引用元:総務省統計局Webサイトより)
※基準年は2020年、5年ごとに見直しする
2024年1月の消費者物価指数は前年同月比2.2%上昇している。この数字だけみると、少し物価高が落ち着いてきているような気がするが実は違う。2023年1月の消費者物価指数は、総合指数で104.7%で前年同月(2022年)比で4.3%だった。
10大費目の前年同月比
【前年同月との比較(10大費目)】
①食料 5.7% (生鮮食品 4.7%、生鮮食品以外の食料 5.9%)
②住居 0.7%
③光熱・水道 -13.9%
④家具・家事用品 6.5%
⑤被服及び履物 3.0%
⑥保険・医療 2.3%
⑦交通・通信 3.0%
⑧教育 1.4%
⑨教養・娯楽 6.8%
⑩諸雑費 1.2%
(出典:総務省統計局Webサイトより)
我々の家計に影響がある①食料が5.7%、特に生鮮食品が4.7%④家具・家事用品が6.5%、前年同月と比べて上がっています。
10大費目の主な上昇・下落要因
10大費目の中で主な上昇要因となっているのが以下の通り(前年同月比)
(①食料)
たまねぎ 51.0%
りんご 27.3%
フライドチキン(外食) 19.2%
鶏卵 18.3%
調理カレー 15.7%
アイスクリーム 12.1%
(④家具・家事用品)
台所用洗剤 19.2%
(⑨教養娯楽)
宿泊料 26.9%
キャットフード 28.0%
10大費目の中で主な下落要因となっているのが以下の通り(前年同月比)
(③光熱・水道)
電気代 -21.0%
ガス代 -15.3% 都市ガス代のみだと-22.8%
(出典:総務省統計局Webサイトより)
食料で値上げ幅が大きいのは、第1位がたまねぎ、第2位がりんご、第3位がフライドチキン、前年同月と比べてかなり上がっている。また家具・家事用品では台所用洗剤が19.2%、教養娯楽では、宿泊料が26.9%とすごく上がっていますね。
反対に下落要因となっている電気やガス代など、光熱費が安いのは救いかもしれません。
最後に
昨年に比べたら値上げ幅は縮小しているようだが、相変わらず物の値段は上がり続けている。私の奥さんは果物が好きで、家には何かしら果物が置いてある。タイ人にとって日本のりんごはとても美味しいらしい。しかし、これが最近とても高い。昔は1個100円で買えていたのに・・・
春先の凍霜害と夏場の猛暑による生育不良で出回りが少ないというのが理由の一つみたいだが、安くて美味しいりんごをお願いしたい。
今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊