こんにちは!「タイ好き」です。
私たちはいろんな税金を払っていますよね。
住民税
消費税
固定資産税
主な税金と言ったら、こんなところでしょうか?
これ以外にも、たばこ税や酒税、ガソリン税などのように物の価格に含まれていて、どのくらい払っているのかわからないものがあります。
今回はこういった税金をもう一回、再確認したいと思います。
【目 次】
たばこ税とは
私がタバコを吸っていたのは35歳くらいまで、特別な理由があったわけではないけどタイミングでやめてしまいました。25年くらい前なので、その当時、マイルドセブンが1箱、約200円くらいだったと記憶しています。ところが今、1箱580円~600円するんですね。25年の間に3倍値上がりしています。
そして、このたばこ代の約60%は税金だと言われています。
詳しく見ていきましょう。
(引用元:財務省Webサイトより)
この表の通り、
たばこ1,000本あたり15,244円の税金がかかります。これを換算すると、たばこ1本あたり約15.24円、1箱(20本)あたり約304.8円税金がかかることになります。
さらに消費税も10%払っていますので
例)1箱580円の場合
消費税 52.7円
たばこ税合計 304.8円
税金合計 357.5円(約61.6%)
繰り返しますが、1箱580円の内、税金が約357円(約61%)です。
毎日1箱たばこを吸うと、1ヶ月で10,725円税金を納めていることになります。
いいか悪いかは別にして、国や地方にかなり貢献していることになりますね⁈
もう一つ、私が気になったのは平成10年12月から実施している「たばこ特別税」。
皆さん「たばこ特別税」とは、知っていますか?
この当時、問題になっていたみたいだが、国鉄(今のJR)が民営化したときの債務償還に充てるために創設された税らしい。タバコ1箱あたり16円くらいの税金だが、なんだかな・・・
酒税とは
私は、量はそれほどじゃないですけど、ビールや焼酎などお酒はたまに飲んでいます。
こういったお酒の価格には税金が含まれています。
上表の通り、1㎘(100万ml)あたりで税金が決まっている。
これだとわかりにくいので、実際の容量での税金がこちら↓↓↓
(引用元:財務省Webサイトより)
表の一番上から
ビール大瓶1本(633mℓ)税込価格330円の内、税金(酒税+消費税)が156.6円で税金負担率47.5%
ビール1缶(350mℓ)税込価格219円の内、税金(酒税+消費税)が89.91円で税金負担率41.1%
同様に発砲酒の税金負担率37.1%、その他の醸造酒・リキュール(第三のビールなど)の税金負担率32.7%
また、その他のお酒の税金負担率は清酒(日本酒)が18.8%、果実酒(ワインなど)17.5%、連続式蒸留焼酎(甲類)が38.9%、単式蒸留焼酎(乙類)が33.1%、ウイスキーが23.6%となっている。
税金負担率の高いお酒は第一位がビール、第二位が甲類焼酎、第三位が発泡酒、第4位が乙類焼酎、第五位が第三のビールとなる。但し、焼酎は1,800mlなので、負担率がそれほど高い感じがしないか⁈
どちらにしても、我々庶民がよく飲むお酒に税金が多くかけられています。
ビール系飲料の酒税改正
そんな酒税は、段階的に3回に分けて改正される。
1回目 2020年(令和2年)10月 実施済
2回目 2023年(令和5年)10月 ☜
3回目 2026年(令和8年)10月
(引用元:財務省Webサイトより)
上の表をみてもらうと
2023年10月~酒税改正で
- ビール系飲料(350mℓ)
ビール 70円⇒63.35円(▲9.5%減)
発泡酒 46.99円 据置き
第三のビール 37.8円⇒46.99円(+19.5%)
※ビールが下がり、第三のビールが上がり発泡酒と同じになる。 - 清酒(1kℓ)11万円⇒10万円(▲9%)
- 果実酒(1kℓ)9万円⇒10万円(+11.1%)
2026年(令和8年)10月~酒税改正で
- ビール系飲料(350mℓ)
ビール 63.35円⇒54.25円(▲14.4%減)
発泡酒、第三のビール 46.99円⇒54.25円(+15.5%)
※ビール、発泡酒、第三のビールが同じになる。 - チューハイ(350mℓ)28円⇒35円(+25%)
ガソリン税とは
先日、ガソリンを給油したら、リッター167円だった。
相変わらず、ガソリンがものすごく高い。
なぜ、なかなか下がらないのか?飛行機の燃油サーチャージでさえ、値下げしているのに・・・
ガソリン税の正式名称は「揮発油税及び地方揮発油税」というらしい。現在、1ℓあたり53.8円となっている。
例)1ℓが167円の場合、消費税15.2円+ガソリン税53.8円=69円(税負担率41.3%)
ガソリンの税金は二重課税じゃないか?とよく言われるが、実際1ℓ=167円の内、69円は税金だ。
まとめ
私たちが愛用している「タバコ」や「お酒」そして「ガソリン」の価格には、かなりの税金が含まれています。
- タバコには約60%の税金がかけられている。
- お酒の税金はビール(大瓶)がトップで約47%、焼酎(甲類)が約39%かけられている。
- 2023年10月からの酒税改正でビールが下がり、第三のビールが上がり発泡酒と同じになる。2026年10月からはビール系飲料の酒税はすべて同じになる。
- ガソリンの税負担率は約41%
ビール会社の企業努力で生まれた発泡酒や第三のビールだが、いずれ酒税が同じになると存在価値が失われてしまう。ちょっと残念なことだと思う。
今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊
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