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家計調査報告を見てみる

こんにちは!「タイ好き」です。

皆さんは、政府が公表している統計資料を見たことはありますか?

以前、当ブログで紹介した「政府統計の総合窓口(e-Stat)」や総務省の統計資料など見てみると、なかなか面白い統計資料が載っています。

私自身も、よく統計資料を眺めています。

今日はその中で、2023年8月8日に総務省が公表した「2023年4~6月期平均家計調査」をレポートします。

【目 次】

2023年(令和5年)4~6月期家計調査報告

総務省統計局の「2023年4~6月期平均家計調査」を見ると、消費支出と実収入の平均額が載っている。

2023年(令和5年)4~6月期平均

【消 費 支 出】

・消費支出(総世帯)は、1世帯当たり 238,444 円
前年同期比 実質 4.7%の減少 名目 1.0%の減少
前期比(季節調整値) 実質 3.9%の減少

・消費支出(二人以上の世帯)は、1世帯当たり 288,355 円
前年同期比 実質 4.2%の減少 名目 0.5%の減少
前期比(季節調整値) 実質 3.0%の減少

【実 収 入】

・勤労者世帯*1の実収入(総世帯)は、1世帯当たり 557,127 円 前年同期比 実質 4.7%の減少 名目 1.0%の減少
・勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、1世帯当たり 640,984 円 前年同期比 実質 4.9%の減少 名目 1.2%の減少

(引用元:総務省統計局Webサイトより)

この調査では、世帯を二人以上の世帯と単身世帯とに分けている。 この両方を合わせ たものを総世帯というらしい。

総世帯の数字を見ると、消費支出は1世帯当たり 238,444 円、前年同期比 実質4.7%の減少、実収入は1世帯当たり 557,127 円、前年同期比 実質 4.7%の減少となっている。やはり、支出が前年と比べて減少しているし、収入も同様に減少している。

2023年(令和5年)6月期家計調査報告

次に「2023年6月期平均家計調査」、こちらは6月単月、二人以上の世帯の数字です。

2023年6月分平均

【消 費 支 出】 

消費支出(二人以上の世帯)は、1世帯当たり 275,545円
前年同月比 実質 4.2%の減少 名目 0.5%の減少
前月比(季節調整値) 実質 0.9%の増加

 

【実 収 入】

勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、1世帯当たり 898,984円
前年同月比 実質 5.6%の減少 名目 1.9%の減少

(引用元:総務省統計局Webサイトより)

2023年6月の消費支出(二人以上の世帯)は1世帯当たり 275,545円、前年同月比 実質 4.2%の減少している。一方、勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、 1世帯当たり 898,984円、前年同月比 実質 5.6%の減少となっている。実収入が割と多いのは賞与等が含まれているためです。

その中で、消費支出が増加又は減少している項目が下記の通り

(消費支出増加項目)

  • 自動車購入
  • 自動車等部品
  • 外国パック旅行費
  • 国内パック旅行費

 

(消費支出減少項目)

  • エアコン
  • 電気洗濯機
  • 携帯電話通信料
  • 固定電話通信料
  • 歯科診療代
  • 人間ドック等受診料

(出典::総務省統計局Webサイトより)

これらが2023年6月の増加又は減少している項目である。また、電気代は7か月連続増加しているようだ。

最後に

今日は、総務省統計局の「家計調査報告」についてレポートしました。

こういう数字を見ると、うちは平均より高いとか低いとか思ってしまうかもしれないが、気にしない方がいい。家計は千差万別ですから・・・

あくまで、参考というか、傾向だけは掴んでおけばいいのではないでしょうか?

今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊

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*1:「勤労者世帯」とは、世帯主が会社、官公庁、学校、工場、商店などに勤めている世帯をいう。 ただし、世帯主が社長、取締役、理事など会社団体の役員である世帯は「勤労者・無職以外の世帯」とする。