こんにちは😃「タイ好き」です。
奥さんのお母さんの葬儀が終わった翌朝から毎日、近くのお寺にタンブンに行っています。奥さんは、毎朝5時前に起きて料理やお菓子などを作り始めます。これはお坊さんにあげるためのものです。
【目 次】
タンブンとは
タイ人の90%以上は、仏教徒といわれており「タンブン」という思想が根づいています。ブンとは徳の意味、タンは積むの意味です。つまりタンブンとは「徳を積む」「善行を行う」という意味があり、タンブンをすることで将来それが自分に返ってくるという考え方です。お寺でお坊さんに寄付(喜捨)したり、托鉢のお坊さんに食事を差し上げたり、また、誰かの為に何かをしてあげる、人を助けることも「タンブン」です。
出家とは
その中でも、タイ人男性が「出家」することは最も徳を積む行為とされています。「出家」とは僧侶(お坊さん)になって修行をすることで、期間は数日から1週間、長いと3ヶ月くらいだそうです。もちろん、そのままお坊さんになってしまうことは最高の親孝行と考えられています。
タイのお坊さん
タイのお坊さんは、日本とは違い、結婚することはできません。また、結婚している人がお坊さんになる場合は離縁することになります。奥さんのお姉さんの元旦那さんは、数年前にお坊さんになってしまいました。
【お坊さんがしてはいけないこと3つ】
- 結婚することはできない
- お酒は飲んではいけない
- 女性に触れてはいけない、反対に女性が僧侶に触れてはいけない
お坊さんがしてはいけないことを3つ、あげてみました。ちなみにタバコは吸ってもいいそうです。
タイのお坊さんはオレンジ色の袈裟(布)を巻き付けています。例えば、電車やバスなどの乗り物にお坊さんが座っていた時、女性は隣の席に座ってはいけません。少し距離を置くようにしましょう。
私の奥さんはタイに居る時はもちろん、日本に居る時も、ご近所のおばさんを助けたりしています。料理を作って持って行ったり、重いものを持ってあげたり・・・タンブンの教えが染みついているんだなぁと感じます。
日本とタイの仏教
仏教は紀元前5世紀頃、インドでお釈迦様(ブッダ)が説いた仏の教えです。
私はあまりよくわからないのですが、
日本の仏教→大乗仏教→誰でも悟りを開くことができる
タイの仏教→上座部仏教→出家して厳しい修行を積んだ者のみ悟りを開くことができる
私は今まで、仏教にあまり関心がありませんでしたが、タイに居ると生活に溶け込んでいるのを実感します。これからもタンブン(徳を積む)の行いをしていきたいと思います。
今日も読んでいただいている方がいましたら、ありがとうございました。😊